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人にやさしい街づくり事例、アイデア相次ぐ 名産大主催の環境フォーラム

 

人にやさしい街づくりを話し合う
学生が認知症の対応を劇で紹介

「人にやさしいまちづくり」をテーマに第19回環境フォーラム(名古屋産業大学主催、尾張旭市共催)が12月14日、名産大文化センター大ホールで、市民や学生ら約70名が参加して開かれました。

障害者、高齢者が安心、安全に生活できる都市環境をサブテーマに、みんなで考えようというのが狙い。筋無力症で車いす、人工呼吸器をつけて登壇したNPO法人ピース・トレランスの押富俊惠代表理事が、かつて名産大で誰でも参加できる「ごちゃまぜ運動会」を展開した体験を織り交ぜて基調講演をされました。

また、難聴の障害を乗り越え尾張旭市内でラーメン店を経営する椛島剛さんが、障害も個性として理解することで、支えあう関係が結ばれる大切さ訴えました。名古屋経営短期大学の学生が、車いすのクラスメイトがいたと想定して街の中のバリアフリーの実態を調査した結果を報告、別の学

生グループは認知症の人たちとの接し方を劇で演じました。

最後にフォーラムを構成された名産大の丸岡稔典講師が、スロープの設置や視覚障害者の読みやすい電子データの提供といった「合理的配慮」を取り上げて、やさしいまちづくりをまとめました。

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