名産大ウエイトの山本真鼓選手が日本新記録を樹立 1日6時間の猛練習が奏功
名古屋産業大学ウエイトリフティング部の山本真鼓選手(大学院)が、鹿児島県で行われた全日本女子選抜選手権の64キロ級で、日本新記録を樹立し優勝しました。
文字通り日本一の力持ちとなった山本選手はスナッチ97㎏、C&ジャーク122㎏、トータル219㎏の3部門とも日本新をマークする完全優勝でした。これまで自身が持つ日本記録のトータル213㎏を、6㎏も上回る快挙でした。
全日本トップクラスの選手でも、自己記録を1㎏、2㎏上回るだけでも大変だといわれているだけに、いっきの記録更新に会場からは歓声が上がっていました。
新記録達成の原動力となったのは、1日6時間の猛練習の積み重ねで、もともと強かった脚力をさらに増強したことが要因と、コーチの平井一正教授は話しています。
山本選手は今年5月の全日本選手権で213㎏の日本タイ記録をマークし、今大会で自己記録を更新したことになります。表彰式で日本新記録達成の認定証を贈られた山本選手は笑顔で応えていました。