衆議院議員の丹羽秀樹氏にご講演いただきました
名古屋産業大学・名古屋経営短期大学は令和5年10月6日、教職員FD・SD研修会の一環として、衆議院議員の丹羽秀樹氏(第99代菅義偉内閣で文部科学副大臣兼内閣府副大臣を歴任)をお招きし、「新たな時代を切り拓く大学の実現に向けて~今後の高等教育の展望~」をテーマに、名古屋産業大学文化センター3階大ホールでご講演いただきました。教育の質の向上を図るため、教職員約120名が参加しました。
特別講演会では、「大学を取り巻く現状や課題」「近年の高等教育政策の動向」「今後の高等教育の展望」についてお話いただき、本学への期待について、貴重なご指導やご助言をいただきました。講演中、教職員は時には笑顔を見せる場面もありましたが、丹羽秀樹先生のお話に終始熱心に耳を傾けていました。講演後の質疑応答では、教職員から積極的に質問や相談をする姿が見られ、とても充実した講演会となりました。
近年、18歳人口の減少やグローバル化の進展など大学を取り巻く環境は大きく変化する中で、教育・研究・社会貢献という大学の使命・役割を踏まえて、具体的にどのような機能に重点を置き、個性・特色の明確化を図っていくかが大きな課題となっています。名古屋産業大学・名古屋経営短期大学は、「2040年に向けた高等教育のグランドデザイン(答申)」(平成30年11月中央教育審議会)において、2040年に向けて高等教育が目指すべき姿を学修者本位の教育への転換と掲げていることを踏まえ、文理横断・学修の幅を広げる教育の実現、教育・研究機能の充実のための組織体制を強化していくことが必要であると考えています。
丹羽秀樹先生、公務ご多忙の中、ご講演いただき、誠にありがとうございました。