名産大ウエイトの山本選手 大学新記録を樹立し全日本学生選抜大会で優勝
名古屋産業大学ウエイトリフティングの山本真鼓選手(3年)は、3月7日に開かれた全日本学生選抜大会で、C&ジャークとトータルで大学新記録を樹立して、2位以下を寄せ付けず優勝しました。
64キロ級に出場した山本選手は、C&ジャークで117kg、スナッチ90㎏、トータルで207kgを成功させました。C&ジャークとトータルはこれまでの記録を塗り替える大学新記録を打ち立て、トータルでは日本記録にあと2㎏に迫る好成績でした。
山本選手は昨年5月に足を痛め、一時、競技から遠ざかっていました。持ち前の不屈の精神で回復に努め、秋の国体のころからはけがも治り、本格的に競技に挑んでいました。
5月には全日本の大会に出場している山本選手は「オリンピック出場選手ら強豪の社会人も出てくるので、チャレンジャーとして挑み、東京五輪をめざしたいと思っています」と抱負を語っていました。