天下の奇祭・国府宮はだか祭の大鏡餅作りに 名産大・菊華高野球部員が挑む
天下の奇祭で知られる愛知県稲沢市の「国府宮はだか祭」に奉納する大鏡餅つきに、名産大野球部員と菊華高校野球部員の計50名が参加しました。日頃の練習で鍛えた“腕力”と“身のこなし”を発揮して、約100臼をつき、企画した名古屋市守山区奉賛会から感謝されました。
国府宮はだか祭は毎年、近隣の市区町村が持ち回りで、大鏡餅を奉納しています。今年は守山区が37年ぶりに担当となり、区の商工会などが中心になって大鏡餅作りを計画してきました。
ところが、大鏡餅は約60俵のモチ米を使い、直径2.35メートル、重さ約4トンの大きさ。若い人の手助けを求めて、菊武学園に協力依頼があったものです。
野球部員らは、午後1時から2時間にわたり、守山区・志段味西球場に設けられ会場で餅つきに参加。バットに代わって、慣れない杵を手にしての挑戦でしたが、体力にものをいわせて、交代で約100臼もつき、奉賛会の人たちから、お礼を言われ満足げでした。
大鏡餅は15日、守山区内を奉納パレードし、菊華高校ダンス部がイベントに参加しました。はだか祭前日の16日に国府宮神社に奉納されます。