名産大大学院生の研究・活動 環境情報科学センターから特別表彰受ける
名古屋産業大学の「環境教育研究プロジェクト」(伊藤雅一教授)が、6月18日、学術団体・環境情報科学センターから、<地域のCO2濃度調査に基づく環境教育の実践と国際貢献>に対し、特別賞の賞状と盾を贈られました。
このプロジェクトには、名産大大学院後期課程3年生の高木祥太さん(30)と許容瑜さん(27)の2人も参加し、研究内容や台湾での活躍が高く評価されました。
高木さんは、地球の温暖化に関する重要な環境情報であるCO2濃度について、人の活動による濃度の違い、差に着目しました。時間的や季節などによる変化が、地域の特性などとの関連性を細かに解析したのが評価されました。
また、許さんは台湾の小中高の児童生徒約900名に実施した環境教育の副読本の翻訳や実践教育に当たったことが高く評価されました。指導教員でもある伊藤教授は、こうしたユニークな環境教育を、特別表彰を機にさらに力を入れて実施していきたいとしています。