名産大の経営専門職学科の説明会 高校の進路担当者らが熱い視線 オンラインでも会場風景を流し高校、企業からアクセス
名古屋産業大学は11月27日、来年4月から日本で初の経営専門職学科を新設するのに伴い、高校の進路担当者や尾張旭市などインターンシップ受け入れ企業の担当者を招き、ミニ講演会と概要説明会を開きました。説明会の様子はオンラインでも流し、関心を寄せた高校や企業がアクセスしました。
開会に先立ち高木弘恵学長が「デジタル社会と環境問題が将来の課題」と挨拶。新しい経営専門職学科は、デジタルデータを活用する経営のプロの人材の育成を、大きな柱に据えていることを強調しました。
第1部では、経営専門職学科の学科長に就任する矢野昌彦教授が「これからのデジタルテータ活用×新事業創造」をテーマにミニ講演をしました。将来の社会はデジタル活用が進む企業とできない企業に二極化し、デジタルデータの重要性を具体的に取り上げていました。そうした社会の変化に対応する人材像やITデータの融合やユニバーサルデザインが重要視される未来の到来を語りました。
第2部では、ビジネス学部の今永典秀教授が専門職学科の概要を説明しました。IT化が進み産業界からは新しい人材の要望が強まっている。企業と連携してカリキュラムの3分の1の40単位を隣地実務実習(インターンシップ)に充てて、経営の専門職を育てるのが特色だと強調。とりわけ3年次には3か月間のインターンシップをして学んだ知識を基に、事業価値の創造や課題解決に当たられるような人材を育成したいなどと説明しました。