名産大初の学生プロアスリート誕生 ボクシング部の高山選手がプロ復帰宣言
名古屋産業大学ボクシング部員の高山勝成選手(36)(3年)は、3月10日、プロボクサーとして復帰することを宣言しました。5月までに再デビューをする予定。名古屋産業大学としては初の学生プロアスリートの誕生となります。
高山選手は名産大に入学と同時にプロからアマへ転向を表明、東京五輪を目指していました。支援者の署名活動もあって2018年10月に日本ボクシング連盟からアマ登録を認められましたが、昨年8月の五輪予選東海大会で敗退しました。
しかし、高山選手は「プロのリングの忘れ物を奪還したい」との思いが募り、2月1日から復帰をめざして本格的な練習を再開していました。
日本ボクシングコミッショナーが定めるプロボクサーの定年37歳も間近いなど、プローアマープロという前例のない道のりには、厳しい壁が待ち受けていますが、高山選手は「あと2年間はプロとして頑張りたい」と闘志を燃やしています。
高木弘恵理事長は「学園としてもこれまでどおり高山選手をみんなで援していきたい」とエールを送っています。