ニュース・トピックス

HOME > ニュース・トピックス > 菊華高等学校 > 保育士テーマに生徒作の絵本を小学校などに寄贈 菊華高保育・福祉コース

保育士テーマに生徒作の絵本を小学校などに寄贈 菊華高保育・福祉コース

左から絵を担当の松原さん、文の小原さん、事務担当の伊藤さん
絵本を守山区社会福祉協議会に寄贈する
生徒が作成した絵本

菊華高校保育・福祉コース3年のクラス38名は、みんなで協力して作りあげた絵本「ボクがめざす夢」を出版し、名古屋市守山区内の20小学校、2図書館などに寄贈しました。

保育士をテーマにパステル画が得意な松原歩乃花さんが絵を、小原楓栞さんが文を考えました。男児の園児が、大好きな先生の仕事ぶりに目を見張り、保育士の仕事の大切さを紹介する話です。

コロナ禍で保育園の実習などができない中、代わりに昨年5月ごろからクラスで絵本を出すことにし、自分たちより若い世代に保育士のことを知ってもらいたいとの思いからテーマに取り上げました。

保育・福祉コースでは、福祉担当の河西博貴教諭の指導で紙芝居を作り、近くの公園で児童に読み聞かせをしていました。河西先生は紙芝居の質が上がってきたので十分に絵本作りができると判断、生徒らは小学校3年以上を対象にやさしく説明したり、漢字とひらがなの割合などを考え取り組むのに苦労し、1月に原稿を仕上げました。

絵本の出版事務を中心になって担った伊藤萌さんらクラス全員が、“絵本配達人”として母校の中学校にも、絵本を寄贈しました。絵や文を担当した松原さんや小原さんは「私たちの思いが絵本で形になり感謝しています」と喜んでいました。

  • 菊武学園CM
  • タイプライタ博物館
  • アクセスマップ
  • 菊武学園facebook