全国植樹祭で菊華高、名産大院生、短大生が踊りや救護班で活躍する
尾張旭市の森林公園で、6月2日開かれた全国植樹祭で、菊華高校ダンス部員ら30名が、アトラクションとして祭りのテーマソングに合わせて踊りを、天皇皇后両陛下の前で披露し、大勢の参加者から温かい拍手が送られました。また、名古屋産業大学、名古屋経営短期大学の大学院生や学生計9名が、救護班のボランティアとして活躍しました。
菊華高校ダンス部の生徒らは、水やしぶきを表した白と水色のドレス姿で、いかだ役を務めた男子生徒2人も加わり、木曽の山から切られた木が、川を下って伊勢湾まで届き、大勢の人たちに役立ったストーリーを熱心に踊っていました。
1年以上前から出演の依頼があり、何度も練習や合同リハーサルを重ねてきただけに、ダンス部主将の栁花音さんらは「とても貴重な経験ができました」と、無事演じ終えて喜んでいました。
また、名古屋産業大学大学院生の山門正宜さんら9名は、会場の特別招待者席とおもてなし広場の2か所で、気分の悪くなった人を救護室までの案内などにあたりました。
植樹祭に特別招待された菊武学園の高木弘恵理事長と菊華高校の山岸鳴門校長は、式典の終了後、豊田市の第二会場「愛知県昭和の森」で、モミジなどの苗木を植えて、植樹祭に協力しました。
即位後、初の地方公務として全国植樹祭にご臨席された天皇皇后両陛下は、式典の後、食事のため城山公園の「スカイワードあさひ」に向かわれる際、名古屋産業大学・名古屋経営短期大学前の城山街道をお通りになられました。沿道には大勢の市民らによる歓迎の列ができ、天皇皇后両陛下はにこやかに手を振られておられました。