菊武学園教育懇談会を開催 約90人が参加
第32回菊武学園教育懇談会が令和5年11月10日、アルカンシエル名古屋(名古屋市中村区)で開催され、PTA・後援会・同窓会役員の皆様、教職員ら約90人にご出席いただきました。教育懇談会は懇談会と懇親会の2部制で行われ、第1部では、開会にあたり高木弘恵理事長が役員の皆様への感謝の意を表して御礼の言葉を述べられました。そして、将棋棋士の藤井聡太氏が史上初となる八冠制覇の偉業を成し遂げられたことに触れ、本学園が平成14年より毎年開催している「愛知県中学生将棋選手権大会」は、創設者・故高木武彦学園長が将棋をこよなく愛し、若い人たちを育成したいという思いからはじまり、今年で節目となる第20回を迎えたことや、本学園は藤井聡太八冠や師匠の杉本昌隆八段との関わりも深いことについて話されました。さらに各学校の取組として、東北ボランティア活動、公開講座、介護職員初任者研修、未来へのビジネスデザインコンテストなどの開催や部活動の大会結果を紹介された後、名古屋産業大学、名古屋経営短期大学及び菊華高等学校において、未来を⾒据えた学科などの改編や新設の構想について思いを語りました。
続いて、菊華高等学校と菊武ビジネス専門学校の生徒で構成するチーム「二代目TSUBASA」の21人が、8月9日から8月11日までの東日本大震災の被災地での活動を通じて、現地の方から命の尊さや人との関わりの大切さ、多くの教訓やノウハウを学び、実際に感じた熱い思いを伝えると、会場から大きな拍手が送られていました。
そして、会場の雰囲気を一変して、専門学校名古屋ウェディング&フラワー・ビューティ学院(NWFB)非常勤講師の和園子氏(DINAIR日本代表認定講師)による「メイクアップショー」が行われました。会場の皆様が観覧する中、和氏にエスコートされながら登場したウェディングドレス姿の学生モデル(NWFBライダルビジネス科ドレスヘアメイクコース2年)に、和氏がエアブラシアートメイクを施し、振袖をドレスの上に重ねると、これまでの清楚な雰囲気から一変し、粋な和ドレスにお色直しした姿になりました。会場内を優雅な姿でモデルがウォーキングすると、大きな拍手が沸き起こり、多くの方がその姿を写真に収めていました。
第2部では、NWFB後援会の会長様より乾杯のご発声をいただき、しばらく歓談した後、舞台横の階段からNWFB講師の浅沼律子氏にエスコートされながら、オレンジ色のドレス姿の学生モデル(NWFBブライダルビジネス科ドレスヘアメイクコース2年)がサプライズ登場すると、会場がどよめく中、浅沼氏による「フラワーショー」が行われました。浅沼氏が施した学生モデルの髪に飾るヘッドドレスが完成し、その姿で会場内を歩くと、大きな歓声が上がりました。さらに、サプライズゲストとして会場内から選ばれた女性2名と男性1名の方が、浅沼氏が華やかに彩る髪飾りをパステルカラーで仕立てた姿でテーブルラウンドし、男性から女性に花束を渡すと、会場内は大いに盛り上がり、賞賛の拍手が鳴り響いていました。
最後に、高木清秀常務理事が中締めの挨拶をされ、和やかな雰囲気の中、閉会となりました。
今年も多大なるご支援をいただき、盛大に執り行うことができました。誠にありがとうございました。菊武学園は毎年、PTA・後援会・同窓会役員の皆様方への感謝の気持ちを込めて教育懇談会を開催しています。