HOME
>
タイプライタ博物館
タイプライタ博物館
日本屈指の展示数を誇る「タイプライタ博物館」
19世紀半ばから1990年ごろまで、約140年間、世界で使われたタイプライタ約130台を展示しています。太平洋戦争の終戦直後、タイピスト養成所として創立された学校法人菊武学園の原点を知っていただきたいとの願いからです。
その時代、時代の情報化を進め、文化活動を支えた貴重なものばかりです。英文タイプが100台余、和文タイプが約10台、機械式計算機数台を展示しています。1990年代以降は、パソコンに取って代わられ、今では事務や教育現場では使われなくなったものばかりです。
いずれも知的産物の発明品で、歴史を変えた文書が作られ、人々に感動を呼んだ文芸作品にかかわった重要な道具です。英文タイプのアルファベットの配列は、現代のパソコンと同じです。200年近い時を経ても、その革新的な技術が、私たちの回りに息づいているのは驚きです。その貴重な文化遺産を保存することは大切なことだと考えています。
コレクションに収められている史上初の商業用タイプライタ「SHOLES AND GLIDDEN TYPEWRITER」(1874年 米国製)は、アメリカの文豪、マーク・トウェインが使っていたものと同じ型です。米・スミソニアン博物館にも所蔵され、現在では世界に数台しかない「CRANDALL TYPEWRITER」(1893年 米国製)など貴重なものの含まれています。
日本ではタイプライタをこれほどまとめて展示している施設はほとんどありません。どうぞごゆっくりご覧ください。
代表的なタイプ紹介
写真をクリックすると、各タイプの説明をご覧頂けます。
タイプライタ博物館のご案内
- 開館日時
- 月曜~金曜の10:00~16:00 【閉館】土・日曜・祝祭日
- 入場料
- 無料
- 問い合わせ先
- 菊武学園本部タイプライタ係 【電話番号】0561-55-3020